PoolTogetherで貯金をゲームに変える方法

シェア
Copied to clipboard!
この記事を聞く
00:00 / 00:00

コンテンツ


はじめに

Decentralized Finance(DeFi)は、クリエイティブな開発者に新しい形のビルディングブロックを試行する機会を提供しています。DeFiムーブメントの目的は、まったく新しい、オープンソースで、パーミッションレスな、透明性の高い金融サービスエコシステムを作成することです。いまは成熟の初期段階であり、まったく新しいタイプのアプリケーションが定期的に出現します。その初期事例の1つが、Ethereum上に構築された損失のない宝くじでを提供するPoolTogetherです。どのように機能し、どのように参加することができるのか確認してみましょう。 


PoolTogetherとは?

PoolTogether とは、貯金をゲームに変えるEthereumアプリケーションです。これは、 ブロックチェーンテクノロジー、 スマートコントラクト、および 分散型アプリケーション(Dapps)を組み合わせることで実現します。基本的にPoolTogetherとは、潜在的に大きな利点と最小限の欠点を提供する貯金ゲームです。

プレイヤーはチケットを購入することでゲームに参加でき、それぞれに賞金を獲得するチャンスが与えられます。毎週末、賞金を獲得する当選者が選ばれます。しかし、このゲームのユニークな点は、当選されなかったプレイヤーにもお金が返金されるところです。関係者全員がお金を手にすることができます。PoolTogetherは、チケットの販売で獲得した資金の利息を賞金として提供しています。それがどのように機能するかを詳しく見てみましょう!


PoolTogetherの仕組み

プレイヤーは、 ステーブルコインをスマートコントラクト(プール)に預けることでチケットを購入することができます。各プレイヤーは、1ドル相当のチケットを好きなだけ購入し、いつでもお金を引き出すことができます。プール内の資金は、DeFi レンディングプラットフォームのCompound Financeに送金され、そこで一定期間(現在1週間)の利息が発生します。週末には、勝者がランダムに選出され、プールによって得られた利息を受け取ります。同時に、他の各プレイヤーもチケットを受け取り、ゲームが再開します。 

PoolTogetherが損失のない宝くじと呼ばれ、プレイヤーが資金を失うことがない理由がわかりました。ゲームに参加する唯一の欠点は、他の場所でお金を使用することができないという機会損失と、少額の取引手数料を支払わなければならないということです。

プレーヤーが購入したチケットに加えて、スポンサー付きプールと呼ばれるプールがあります。当該プールに当選権利はありませんが、利息を獲得することができ、チケット所有者にとってはさらなるチャンスが与えられます。

2020年2月現在、PoolTogetherの開発者はこのゲームから収益を得ていません。しかし、彼らは将来的に賞金の中からごく一部の割合を受け取ることを計画しています。毎週当選者を選択するスマートコントラクトが完全に自動化されていることにも言及しておく必要があります。また、コードはオープンソースであるため、 GitHub確認することもできます。 



暗号通貨を始めたい方は、Binanceでビットコインを購入しよう!



PoolTogetherの使用方法

ビデオチュートリアルは こちら、または記事の上部にあります。

ゲームを始めるのは非常に簡単です。 Trust Walletなどの承認済みのステーブルコイン(DaiまたはUSDC)をサポートするウォレットが必要になります。また、 ガス代を支払うのにEtherも必要です。

  1.  PoolTogetherアプリに移動します。 

  2. ウォレットを接続します。Trust Walletを使用している場合は、WalletConnectオプションを選択します。

  3. Accountをクリックします。

  4. 希望するプールを選択します。

  5. Join Poolをクリックして、購入するチケットの枚数を入力します。

  6. 購入を確認します。ブロックチェーン上でのトランザクションが、承認されることで完了します。

チケットがプールで確認されると、新しい賞金が当選するたびに参加する必要はありません。あなたのチケットはあなたが撤回するまで自動的に抽選が行われ当選します。当選した場合、賞金は自動的にチケットに変換され、再当選の可能性が高まります。

チケットを購入した場合、そのチケットは現在の賞金の対象ではなく、次の賞金の対象となります。これは、利息の発生期間(1週間)が終了する直前にチケットを購入することで、プレーヤーがゲームを悪用するのを防ぐためです。

Ethereum block explorer およびEtherscanなどの分析Webサイトで、 コントラクトアドレスを確認することができます。PoolTogetherサイトでは、プールの現在のサイズ、賞金の見積もり、チケットの数、およびその他の便利な統計を監視することもできます。


PoolTogetherを使用する上での欠点

このゲームを使用することに対する反論は、統計的に裕福なプレイヤーをより豊かにする点です。設計上、1000枚のチケットを購入するプレーヤーは、10枚のチケットを購入するプレイヤーよりも常に勝つ可能性が高くなります。この場合、「裕福な」プレイヤーは本質的に、自分自身だけでなく「貧しい」プレイヤーの資金によって得られた利子を獲得することで、その利点を活用しています。 そのため、最終的に勝ち目のないプレイヤーは、自分で資金をレンディングプラットフォームに送った方が良いでしょう。

PoolTogetherによると、同ゲームを運営するコントラクトは複数の独立した監査機関によって監査されています。とはいえ、スマートコントラクトはバグや脆弱性を抱えやすい新しい実験的な技術であることを常に考慮する必要があります。

スマートコントラクトで資金をロックすることは、 自分のウォレットに資金を入れておくことよりも常にリスクが高いといえます。PoolTogetherへの参加は、各自の責任となります。 


おわりに

PoolTogetherは、ブロックチェーンテクノロジーの力によって可能になった、オープンでパーミッションレスな金融システムにおける有望な初期事例です。負けたプレイヤーでもエントリー価格を取り戻すことができる宝くじのアイデアは、他の方法では存在し得なかったまったく新しいコンセプトです。

このアイデアをさらに発展させて、他のタイプのユースケースに提供することで、説得力のある結果を得ることも可能です。利息が得られるプールに資金を確保することは、 チャリティーやクラウドファンディング、その他誰も考えたことのない ユースケースに役立つかもしれません。Decentralized Finance(DeFi)ムーブメントはまだ始まったばかりであり、PoolTogetherはその力が発揮される最初の一歩です。

Loading